お笑いコンビ、サバンナ八木真澄(46)の兄、八木すみほさん(48)が18日、大阪・朝日生命ホールで「R-1グランプリ2021」の2回戦に出場した。

すみほさんは普段は設計事務所を経営する社長。ステージで真澄のしりとりギャグ「パナキ」を披露。すみほさんは「小学校からやってるネタで。長年、真澄にレンタルさせてあげてる」と明かした。真澄の「ブラジルの人、聞こえますか~?」のネタも「レンタル」だという。「心臓がもたなかった」と、ネタ時間を残して出番を終えた。芸人である弟に「あいつのハートのすごさは半端ない」と称賛していた。

R-1への挑戦は4年ぶり3回目。過去2回は「ミスターカジノ」の名前で、鼻から長いものを出すネタで挑戦。出場の際は真澄にマクドナルドに呼び出され「芸人をなめるなよ」と言われたが、今年の出場は「お前にすべて託す」と励まされた。今まで1回戦止まりだったが、今回は2回戦に進出。真澄も喜び「何かあったらバーターで出してくれ」と話していたという。

好きな芸人を聞かれると、すみほさんは「やっぱり高橋(茂雄)くんを応援してて。高橋くんに頑張ってもらわんと、弟が仕事ないんで」と話した。

真澄とは「頬骨がよく似ている」と言われるという。

目標は「ここまできたら優勝」と掲げ、賞金500万は「弟には5万くらい。残りは僕が」と使い道を語った。