元衆院議員でタレントに転身した上西小百合(37)が、国会で居眠りしていたことを謝罪した日本維新の会の音喜多駿参院議員(37)が歳費の約1日分を“返納”するとして、ふるさと納税サイトを通じて寄付したことについて、「悪いことしたら真っ先にお金で解決しようなんてダメな大人の典型じゃん」と私見を述べて批判した。

上西は20日、ツイッターを更新。音喜多氏の件について「“返納”と“寄付”って別物だし」と指摘し、「何言ってんだか相変わらずわかんない人。今日議員の『謝罪』に関して取材を受けるけど、こういう“金返せばいいんだろ”的な感じが一番無反省に感じる。悪いことしたら真っ先にお金で解決しようなんてダメな大人の典型じゃん。子ども達には絶対見せたくない議員の姿だ」とした。

続くツイートでは、「それはそうと音喜多議員が“返納”じゃなくて“寄付”を選んだ理由はなんでしょう」と疑問を投げかけ、「通常、自主返納は趣旨を損なう恐れがあるとして公表されないもの。公表してもらえなければパフォーマンスとして弱いから、証明が発行される寄付を選んだのかな」と臆測し、「だとしたら、せこいな。広告宣伝費3万円」とチクリと刺した。

音喜多氏は19日のブログで、国会で居眠りする姿がワイドショーなどで取り上げられたことについて謝罪と反省をつづり、「報じられたから動くのではパフォーマンスの誹りを逃れることはできませんが、これまで国会議員の働きぶりについては厳しい意見を述べてきた立場でありますので、自戒のために歳費の約1日分を返納(寄付)させていただくことと致しました」とし、ふるさと納税サイトを通じて神奈川県・埼玉県・千葉市のコロナ対応医療基金に各1万円、計3万円の寄付手続きを行ったことを報告した。