NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の21日に放送された第34話の平均視聴率が18・2%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。オープニングの映像では杉咲と、千代の幼少期を演じる子役、毎田暖乃(のの)らが登場し、横に並んでいる演出がされている。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、初めての恋を経験した千代は、小暮(若葉竜也)と会っても普段通りに接することができなかった。そんな中。一平(成田凌)の話になり、脚本部に配属となった一平がなじめずに苦しんでいることを知らされた。その後、撮影所で現場から抜け出そうとしていた高城百合子(井川遥)と再び鉢合わせになった。百合子は以前にも道頓堀で助けてもらったことを思い出し、いい役に付けてもらえるように頼んであげると約束した。そんな時、百合子が相手役と失踪する事件が起き撮影所は大混乱。小暮が百合子をかばう姿を見たりした千代は、小暮が百合子のことを好きだということを知った。その後、百合子がやっていた撮影は監督やキャストを代えて撮り直すことが決まり、千代は他の女性を好きになった夫に捨てられる妻という役に抜てきされた。それは百合子の置き土産だった。