日本テレビ系「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(水曜午後10時)でイケメン整体師・渉周一役を演じ、話題の東啓介(25)を取材した。

東は13年からミュージカルなど舞台を中心に活躍。「ウチの-」では、脚本を担当する北川悦吏子氏が、東の出演する舞台を観劇したことをきっかけに同ドラマに抜てきされ、初の連ドラレギュラーを務めている。

ドラマの中で渉先生は、長身イケメンながら、おっちょこちょいな部分があるのが1つの魅力となっている。北川氏が、東に当て書きしたこともあり、共通点も多いという。「結構似ていますね。“身長高いあるある”みたいなものも台本呼んでいてすごくよく分かりますね」。

自身の天然エピソードを聞いてみた。「忘れ物が多くて…財布を楽屋に忘れっぱなしで帰っちゃったり。うわー忘れた…でもまあいいかって(笑い)」。

また「ラジオでカメラ持って行くっていう時に忘れてしまって。『え?』みたいな(笑い)。(スタッフさんが)『スマホでもおしゃれに撮れる方法知っていますよね!』とか気を使ってくださって。ご迷惑お掛けしましたね(笑い)」と“やらかし”エピソードを明かしてくれた。

その流れで趣味のカメラについても語ってくれた。「4~5年くらい前からですかね。風景とか物とかが好きで、『よくこれだけ自転車が詰められたな』って思って撮ったり、やかんが放りっぱなしにしてあるとか、ベンチにジャガイモが干してあって撮ったり。意識して探さないと見えないものをとるのが好きで、そういうの面白いですね」。

カメラは普段から持ち歩いているといい、「ぼくは舞台中心でやってきたので、打ち上げの時に、自然な笑った顔とか、ばか笑いしている顔とか、真剣に話している顔とかを切り取るのが好きで。全部打ち上げ終わった後に、『実は撮っていました』みたいなことはします」とも教えてくれた。

20日には、自身のツイッターで、ドラマ主題歌のピアノでの弾き語りを披露して反響を呼んだ。

ピアノや歌といった特技に加えて書道6段の実力。カメラという趣味や天然な部分も持ち合わせるなど、多面的な魅力を持ち合わせている東。

これまで舞台での活動が中心で、今回のドラマが本格的な映像作品への初挑戦といい、世間的な認知度はそれほど高いとは言えない。今年一気にブレークする予感があふれているが、まだまだ知られていない魅力が隠されている。