ZARDトリビュートバンドの女性4人組「SARD UNDERGROUND(サード アンダーグラウンド)」が、町田啓太(30)主演のMBSドラマ特区「西荻窪 三ツ星洋酒堂」(来月11日スタート、木曜深夜0時59分)のエンディング主題歌を担当することが26日、分かった。

同バンドにとって初めてのドラマ主題歌は、ZARDの隠れた名曲と呼び声が高い「遠い星を数えて」をカバーする。97年発売の「風が通り抜ける街へ」に収録されたミディアムバラード。07年に亡くなった坂井泉水さんも生前、お気に入りの1曲としてベストアルバムにも収録するなど、大事にしていた楽曲だ。

同バンドは「ZARDを後世に伝えていく」存在として、19年9月にメジャーデビューした。ボーカルの神野友亜(しんの・ゆうあ=20)は「エンディングテーマに選んでいただき光栄です。坂井泉水さんの描く、切ないけれど思いやりを感じるような温かい歌詞が、より皆さんに伝わり、届くのではないかと思いうれしいです。ドラマの放送が始まるのが、今からとても楽しみです」。同曲は2月10日発売のシングル「ブラックコーヒー」に収録される。