18日に放送された、関ジャニ∞大倉忠義(35)主演のフジテレビ系連続ドラマ「知ってるワイフ」(木曜午後10時)の最終回第10話の視聴率が19日、8・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と分かった。

前回まで4週連続7・6%だったが1・3ポイント、アップした。

初回から6・1%、7・0%、6・5%、7・6%、7・8%、7・8%、7・6%、7・6%、7・6%、7・6%だった。

大倉が演じるのは、結婚5年目で2児の父親の銀行員・剣崎元春。職場では上司から叱責(しっせき)され、疲れて家に帰ると妻の澪(広瀬アリス)から怒鳴られて「こんなはずじゃなかった」と悩みを抱える恐妻家だ。澪は家事と2人の子供の育児に追われ、ストレスがマックスの“ワンオペ主婦”。そんなある日、元春は公園で出会った謎の男、小池良治(生瀬勝久)にもらった500円玉を使って、大学時代にタイムスリップ。新しい生活では、元春は大学時代のマドンナ、江川沙也佳(瀧本美織)と結婚して、澪は銀行の同僚になっていた。「過去に戻って選択を変えれば、妻が代わり人生も変わるのでは」という、ファンタジーなラブストーリー。

最終回で、元春が再びタイムスリップした。過去を変え、沙也佳と夫婦になる人生を選択した元春。理想の人生を手にしたかに見えたが、職場の異動を機に再会した独身の澪の、妻だった時とは違う、はつらつとした姿に動揺する。澪を恐妻に変えたのは自分のせいだと気づき、気持ちが揺れ始める。元春は沙也佳がいるにも関わらず、何かと気になる澪を助けてしまう。そんな行動により、やがて沙也佳との結婚も破綻を迎える。

一方、澪は再び元春に恋心を抱き、そのせいで元治は親友の津山(松下洸平)との友情は壊れ、職場の人間関係も破綻。沙也佳の父・秀彦に汚職の片棒を担がされたことを告発した結果、江川家も不幸に。自分がいることで「出会う全ての人を不幸にしてしまった」と後悔した元春は、小池から渡された500円硬貨を持ち、再び過去へタイムスリップする。

元春が目覚めたのは、10年前の澪と出会った日だった。以前、タイムスリップした時は沙也佳と初デートをした日。元春は「家から1歩も出ない。絶対に会っちゃいけない」と2人を避け、再び現在へ戻る。すると元春は見知らぬ部屋で目覚めた。もくろみ通り独身で、大阪で生活していた。携帯の連絡先には澪や沙也佳、津山も入っていない。このままひとりで毎日を過ごしていこうと思う元春だが、ある日東京へ出張することになり、予想もしない事態が巻き起こった。