草なぎ剛(46)が9日、東京・千駄木の日本医科大で「新型コロナ対策 救急医療支援状況」報告会でのドクターカーお披露目会に出席した。

草なぎをはじめ、稲垣吾郎(47)香取慎吾(44)のプロジェクト「新しい地図」と日本財団が昨年4月に設立した愛のポケット基金「LOVE POCKET FUND」で、これまで新型コロナウイルスにおける医療支援を行ってきた。その中で、日本医科大多摩永山病院などにドクターカーを寄贈しており、この日お披露目された。

エックス線装置をはじめ、エクモ(体外式膜型人工肺)なども搭載され、救急車両よりも広く、無影灯で感染症の対応や手術にも対応しているドクターカー。草なぎは「記念すべき日です。ドクターカーによって、1人でも多くの方の命が救われればと思いますし、なんかすごいうれしい気持ちです。命より大事なものはこの世にないので、本当にすばらしいことだと思います」と話した。

実際に車内を見学し「すごく広くて、最新の医療機器もある。早急に人の命を救えるんだと実感しました」。さらに「1人の力ではなく、みんなの力が一緒になってこのドクターカーができたことは素晴らしいことですし、感謝しかない。仲間の皆さん、このファンドにたくさんの基金を寄せていただいて、みんなの力がまた1つの形になった。今後も一緒に歩んでいけたら」と感謝した。

さらに「リスクが高い中、家族や友人もいらっしゃる中で、危険な場面でも頑張っていただいて感謝しています。日本のみならず、世界の医療従事者が頑張ってくれているおかげで、日々生活ができています」と医療従事者にも感謝のメッセージを寄せた。