アナウンサーの寝息を聞いて、あなたも快適な睡眠を-。ラジオの文化放送は9日、スペシャル番組「寝息特番~文化放送アナウンサーの寝息を90分間お届け。寝言も活舌がいいのか気になる件」を放送するとことを発表した。

番組は、一昨年末から始まった高音質の音の魅力にフォーカスした長尺の“ASMR”特番シリーズで、今回が第9弾。4月19日午前2時~同3時30分(4月18日午前2時~同3時30分)に放送する。

長く続くコロナ禍で先の見えない日々が続き、ストレスや生活習慣の変化により寝付きにくさや眠りの浅さなど、十分な睡眠が取れないというリスナーに向けに届ける番組。究極の癒やしの音をいかにリスナーに伝えるかを考えた。

人が一番無防備な状態であるときの音「寝息」を90分間にわたって放送する実験的プログラムだ。自分を飾ることのない状態で人はどのような音を発するのか? 人の一番正直な音、パーソナルな音とも言える「寝息」に焦点を当てた。

挑戦するのは高橋将市、西川文野、坂口愛美、松井佐祐里の4人の現役アナウンサー。スタジオで布団を敷いて収録した音声と、アナウンサーがそれぞれ自宅に機材を持ち帰り、収録した音声を使用する。

これまでと同様に“音のプロ”である文化放送の音声技術スタッフが、すぐそばで人の寝息が聞こえるような感覚が味わえる「3Dオーディオ」技術を駆使して演出・編集し、AM放送では実現できない番組に仕上げた。

同番組のASMR特番では、これまでに「たき火特番」「チャーハン特番」「花火打ち上げ特番」「ハイボール特番」「湯けむり特番」などユニークな音の企画を連発している。「ミミからだとココロに届く」が同局のキャッチフレーズ。人々の暮らしの息づかいが聞こえる番組をさらに追及する。