今月5日の公演中に、くも膜下出血で救急搬送された歌手平浩二(72)が順調に回復し、早ければ5月中にもステージ復帰を予定していることが21日、分かった。所属事務所が日刊スポーツの取材に明かした。

平は山口県下関市で行われた公演中に体調不良を訴え、市内の病院に救急搬送された。6日に緊急手術を実施。術後は集中治療室(ICU)に入っていたが、20日に一般病棟に移っていた。

事務所によると「公演中に体調不良を訴えた後の対応がすごくスピーディーだったのが良かった。手術は成功し、ろれつが回らないなどの後遺症もなく、順調に回復をしています」と説明。19日には病室で60回のスクワットを行ったほどで「現在はふらつきもないと言っています」。

今月下旬には退院をする見込み。仕事復帰をするのは「夢グループ」の主催公演になる予定という。「本人は5月にはステージに立ちたいと言っています」。

健康を気遣い、タバコは吸わなかったが酒豪で知られた平。事務所では「今後は酒量を自重すると思います」と話している。