ジャニーズ事務所所属の4人組ユニット「ふぉ~ゆ~」の越岡裕貴(34)が21日、ヒューリックホール東京で、22日から上演の主演舞台「This is 大奥」の公開ゲネプロを行った。

昨年コロナ禍で一度上演中止になっており、「リベンジできるというか。この日をずっと待っていたので。幕が開く実感はできていないけど、明日すごく楽しみです」と笑顔を見せた。「当たり前だったことが当たり前じゃないな、とあらためて再確認できたので、ステージ上からできるだけエネルギーを伝えられたらなと思います」と意気込んだ。

共演のジャニーズJr.小川優(26)は「客席満杯にいたお客さんが去年少なくなって、当然のように見られていた光景が見られなくなって。最初はびっくりしていて、それでも見に来てくださるのはすごくありがたいですし、今まで以上に頑張ろうって思いました」としみじみ。演出や構成なども手掛ける玉野和紀は「去年は悔しさがあるまま終わってしまいましたけど、今年またほぼ同じメンバーでいけたっていうのがすごくうれしいです。何よりも、こっしー(越岡)の初主演の舞台だったので、なんとか今年、という思いでやってきました」と話した。

舞台単独初主演となる越岡は「去年なくなってしまったので、待っててくださるファンの皆さんに届けたいと思います」と笑顔。ふぉ~ゆ~は今月1日に結成10周年を迎えた。「ジャニーズだと、10周年とかだとアルバムがあったりするんですけど、いかんせん僕らはCDを出していないので、ジャニーズの中で一番静かな10周年を迎えていますね。僕らも何か、形に残るようなものを届けたいな、と今は思っています」と明かした。

劇中でもアドリブのシーンがあり、稽古では玉野から「こういう舞を踊って」など何度も“ムチャぶり”されていたという。この日も、「ジャニーズらしいポーズ」と報道陣にリクエストされ、会見中に何度も投げキスをして見せた。「これでムチャぶりも大丈夫だ」と笑っていた。