4月より放送中のアニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」が、既存の人気キャラクターを想起させるモブキャラクターが登場していたことを謝罪した。

第2話「聖騎士長」に大人気ユーチューバー兎田ぺこらに酷似したモブキャラクターが描かれているとして話題になっていた。「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」公式ツイッターアカウントは28日、製作委員会の署名で「まずは兎田ペこら様のファン及び関係者の皆様、『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術2』の視聴者の皆様におかれましては、ご心配をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。制作過程の事実関係を確認の上、兎田の所属事務所ホロライブを運営するカバー株式会社にも経緯を報告し、今後の対応について相談したという。「その結果、カバー株式会社様からご理解を頂くことができ、今後も当該モブキャラクターについては一部修正のうえ、順次差し替えを行い、再放送その他の展開をさせていただく運びとなりました」と報告した。

どのような修正がなされたのかは不明だが、兎田自身は配信動画の中で「コラボとかじゃない」と明言しつつも、うれしげな様子だった。それだけに今回の騒動に対しては、ネット上で「昔のアニメでは普通のことだった」「パクリではなくパロディでは」「世知辛い」といった声も寄せられている。