お笑いコンビ、ブラックマヨネーズの吉田敬らが、「さざ波」発言が物議をかもしている内閣官房参与の高橋洋一・嘉悦大教授への批判に異論を唱えた。

お笑い芸人の東野幸治は11日、ツイッターで、「次はさざ波問題か」と言及。「コレ以前から言ってた事なのになぁ。さざ波なのにひっ迫してるのが問題ですって」とし、「T先生が叩かれていて、ZやNHKやマスゴミの人達は喜んでるだろうなぁ」と、伏せ字を用いて私見を述べた。

東野のツイートに、先輩芸人である、ほんこんも「ホンマやで」と同意。「T先生が全ワイドショー出て論理的に説明してあげればいい でも理解できるかな? 疑問です タレントさん達は情弱が露呈しましたな ブラマヨ吉田は賢い」とした。

ほんこんが名前を挙げた吉田は、この日放送のフジテレビ系「バイキングMORE」に出演。高橋氏がツイートした「笑笑」という表現について、出演者のタレント高橋みなみが「言葉のチョイスが本当に最悪。亡くなった方もいらっしゃるし、今我慢して頑張って乗り越えようという方がいる中で、これはちょっとびっくりしました」とコメントするなど批判の声があがる一方、吉田は「ちょっとマイルドに嫌味っぽく言うてることで、ここまで怒る必要ってどこにあるんですか?」と異論を唱え、「(高橋氏の)考えを聞きもせず否定で終わらすのは良くない」としていた。

高橋氏は9日、ツイッターに、各国の新規感染状況を比較するグラフを投稿した上で、日本の感染状況について「この程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と、記した。「さざ波」や「笑笑」などの表現に対し、配慮に欠ける内容だとして、各方面で批判が広がっている。