女優の菜々緒(32)がTBS系7月期に放送される、鈴木亮平(38)主演のドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(日曜午後9時)に、看護師・蔵前夏梅役で出演することが19日、発表された。

同枠に4年ぶりの出演となり「伝統や歴史があり、さまざまなヒットドラマを生み出してきたTBS日曜劇場に出演させて頂けることが大変光栄ですし、すごくうれしい気持ちです」と喜んだ。

物語の舞台は、都知事の号令で新設された「TOKYO MER」という救命救急のプロフェッショナルチーム。菜々緒は「本格救命医療ドラマということで今までにない緊張感の中、何とか必死に食らいつきながら連日撮影に臨んでます」と、撮影に励んでいるという。

菜々緒が演じる、夏梅は救命救急医療に精通したすご腕の看護師。目の前の命を救いたいという考えで、危険な現場にも率先して立ち向かう強くて頼もしい人物。危険な現場で働くTOKYO MERの看護師は、夏梅にとって憧れだった。命を守るため、時には危険を冒し、時にはりんとして自分の意見を主張するが、バツイチ子持ちで仕事と子育てを両立するシングルマザーとしての一面も。

「看護師は医師に指示されたことへの的確な対応や、オペでの医師の補助など、常に先回りをして冷静に行動しないといけないということを医療指導で教わりました。撮影を重ねていると、今、目の前の命を救うために1秒たりとも無駄にせず懸命に命と向き合っている医療従事者皆様の偉大さを感じます。また、夏梅は周りにサポートしてもらいながらも家事や育児をこなしているので、働きながら子育てしているすべての女性を本当に尊敬します」と、語った。

“MER”とは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略称で、彼らの使命は最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施すこと。1人も死者を出さないことが、ミッションである。「撮影スケールが規格外でとても迫力のある仕上がりになると思います。完成したドラマを皆様に見ていただけるのが本当に楽しみです」と自信をのぞかせた。