歌手チャン・グンソク(33)が約2年間の社会服務要員としての任務を終え、約4年ぶりとなるシングル「Emotion」をリリースして日韓両国の音楽ファンの間で話題となっている。26日、音楽配信iTunesチャートで1位に躍り出た。

グンソクは26日に新曲を発売。19日から先行配信が始まり、LINE MUSICでは19、20日の2日間連続してソングTOP100デイリーチャート1位となった。さらにはソングTOP100ウイークリーでも、世界的な人気を誇るBTSの新曲に続いて2位に着けている。5月25日付のオリコンデイリーシングルランキングでは3位と勢いが止まらない。

「アジアのプリンス」が本格的に動きだした。新曲「Emotion」は、グンソク本人が作詞の段階から参加。リズミカルな音感にセクシーな男性美を曲に込めた。

新型コロナウイルスの感染がいまだ収束をみない中で、勇気を与える曲調でもある。所属事務所側は「チャン・グンソクは着実な活動を通じて演技はもちろん、音楽的なスペクトラムまで広げながら日本をはじめとするアジアのファンたちに熱く愛されている」と今回の作品に自信を持っている。

俳優、歌手としてマルチな才能を発揮し、幅広い世代に支持されグローバルな人気を見せてきたエンターテイナー。歌手としては、2010年(平22)年に日本デビュー。ファーストシングル「Let me cry」は、オリコン・シングルランキング初登場1位を記録。初シングルでの獲得は、海外アーティスト史上初だった。続く初アルバム「Just Crazy」もオリコン・アルバムランキング初登場1位に輝き、海外男性のソロ史上初の快挙となった。20年5月に約2年に及ぶ社会服務要員としての服務を終え、いよいよアーティストとして再始動した。うなぎ(グンソクの熱烈なファンの呼称)たちも新境地を切り開くグンソクの姿を待っていた。