指原莉乃(28)プロデュースのアイドルグループ「≠ME(通称ノイミー)」が1日、東京・中野サンプラザで初の有観客での単独コンサート「初めまして、≠MEです。」を行った。

19年に「=LOVE」の姉妹グループとして結成した12人組。昨年、オンラインでの単独コンサートはあったが、有観客ではこの日が初めてとなった。4月に発売したデビューミニアルバム「超特急≠ME行き」の表題曲「秘密インシデント」でスタートさせると、「ジッパー」のカバーなどユニット曲も披露。19曲で駆けつけた1000人のファンを魅了した。

冨田菜々風(20)は「結成してから、デビューまで皆さんを待たせてしまって申し訳なく思っています。でも、皆さんのおかげでデビューすることもできました。今日のこのステージから、少しずつ成長していきたいと思います。皆さんとの時間は特別で、皆さんといると何があっても頑張れると思いました」。谷崎早耶(21)も「待っていてくれて、好きでいてくれてありがとうございます。青春の1ページを皆さんと作っていきたい。ついてきてください」と熱く語った。

会場で見守った指原も終演後に取材に応じ「感動的でした。いろいろステージにも立ってきましたが、自分が作ったグループのファーストコンサートに立ち会えてうれしかったです。メンバーの言葉で泣いたのは、卒業以外では初めてかも…。ドラマチックな子たちに育ってくれています」と感激していた。