BS朝日「スーパー4Kマジック第7弾 Mr.マリックVS最強の東大生 驚異の最新ミステリー20連発!」(6月20日、午後9時)の収録がこのほど、都内で行われた。

シリーズ第6弾にスタートした“東大生! 超魔術見破りバトル”がバージョンアップする。マリックが繰り出す超魔術に秘められたトリックを、IQ165の東大生クイズプレーヤー3人が暴く、という内容だ。前回は、3勝2敗で東大生が勝利しており、マリックは今回リベンジ戦となる。

この日のために「5つのマジックを用意してきた」というマリックは収録前、「自信たっぷりです。テストでスタッフに見せて、誰も当てることができなかったものだけを持ってきましたから」と余裕を見せた。

一方で謎解きクリエーター早川健太さん(21)は「前回、難しく考えてしまい、単純なところに気が付かなかった。今回も難しいと言われているけれど、単純なところにタネがあるんじゃないかと思っています」と落ち着いた様子で推測。

東大生はマリックが繰り広げる「消失」「貫通」「浮揚」「透視」「移動」5つの新作マジックに挑戦。収録はおよそ3時間にわたって行われた。

収録を終えたマリックは「楽しませていただきました。さすが東大生、普通じゃなかった。さすがでした」と感心した様子を見せた。

小さい頃からテレビで見ており、憧れを抱いていたというクイズプレーヤー鶴崎修功さん(26)は、あらためてマリックが繰り広げるマジックについて「面白い。さらに、答えを聞いてもなお感動できる。どこをとってもすごい。こんなことはマジックを引っ張るマリックさんじゃないとできない」と感激した。ミス東大2019グランプリの上田彩瑛さん(20)も「マジックといえばマリックさん。やっぱりすごい方。種を知っても面白いし、種をどう作ってるかを教えてくださるという、今までにない感動がありました。この番組がきっかけでマジックって奥深いな、って知ることができました」としみじみ振り返った。

「幼稚園生の時、マジシャンになりたいと言っていた時があった」という早川健太さんは「マリックさんは憧れの人」と敬服し「あらためてそんな人と対決させていただけたことが光栄でした」と感慨深げに話した。

番組についてマリックは「頭脳と格闘技のような知力と魔力の戦い方をさせていただきました。タネは“いいうそ”として作ったもの。だまされる楽しさを味わって欲しい。よく手品のタネを聞いて、『なーんだ』という人がいますが、『なるほど』と言っていただきたい。マジックの裏側にちょっと感動していただき、少しでもマジックに興味を持っていただける方が増えるといいな」とアピールした。