お笑いトリオ、ロバートの秋山竜次(42)と女優安達祐実(39)が8日、都内でネットフリックスのオリジナルシリーズ「クリエーターズ・ファイルGOLD」世界配信記念イベントに出席した。6月6日から全世界190カ国以上に配信されている。

秋山がトータル・ファッション・アドバイザーYOKO FUCHIGAMIを始めとするさまざまな人気クリエーターに扮(ふん)した人気シリーズが雑誌連載、YouTubeを飛び出してネットフリックスで全世界に配信される。

この日、秋山は劇団えんきんほう所属の6歳の天才子役・上杉みちに成り切って登場。かつて1994年(平6)の日本テレビの主演ドラマ「家なき子」などで、天才子役の名前をほしいままにした安達とトークを繰り広げた。

遠近法を利用して、安達よりステージの奥で小さくなて登場したみちくんは「この遠近法をどうやって世界に伝えるんだろう。伝わらなかったら、ただの腰痛持ちの42歳のおっさんだよ((笑い)」。安達は「みちくんと世界進出できて光栄です」と笑顔を見せた。

映画「ママのドアtoドア」で共演したという安達は、みちくんの才能について「私の小さい頃の才能とは比べものにならない。みちくんと比べられるのはおこがましい。みちくんの演技力に引っ張られて、今回も演じました」。みちくんは「祐実お姉さんのことは聞いてるよ。すごい子役で、いつも名前が出てくる。ギャラの配分とかについても聞いたよ」と話した。

安達はギャラについて「大丈夫だよ。お母さんがちゃんと管理してくれているから」。みちくんは「僕たち子役の中では、ゴッド的な部分があるから、ギャラのパーセンテージとかについて相談させてもらいます」と話した。

この後、2人が共演した映画「ママのドアtoドア」を上映してトーク。みちくんが「名シーンなんだけど、どういう映画なのか分からない。三竹監督は、僕のうちでママとお風呂に入っているイメージしかない」と話すと、安達が「みちくん! ここは一番言っちゃいけない場所」とたしなめた。

撮影の苦労について、みちくんは「祐実お姉ちゃんは小さいから、いつもより距離感が難しかった」。安達がみちくんについて「泣くシーンが素晴らしかった」とほめると、みちくんは「スイッチが入ると、すぐ泣けるよ」と「ギャラの配分、どうなってるんだよ~」と号泣する演技を披露した。

安達は「ママのドアtoドア」について「ほぼアドリブ」。みちくんは「気持ちのまま演じたから、わけが分からなくなっちゃった」と振り返った。