シンガー・ソングライターの川本真琴(47)が、一部から“過去の人”扱いされることへの不快感をあらわにした。

川本は1996年にシングル「愛の才能」でメジャーデビューし、その後も「DNA」「1/2」「桜」などヒット曲を連発し、トップアーティストの仲間入りを果たした。その後、休養期間やメジャーレーベルとの契約解消など紆余(うよ)曲折を経たが、ソロ活動に加えて、バンドプロジェクト、他のアーティストやアイドルへの楽曲提供、また、絵本の原作を手掛けるなど幅広く活動している。

今月19日・20日に東京・渋谷エリアで開催されるお笑いコンビ、エレキコミックのやついいちろう主催の音楽とお笑いのイベント「YATSUI FESTIVAL!2021」への出演も決まっているが、川本は14日にツイッターで「勝手に懐かしがるのやめてほしい!」と一部の声に反応。「私は2021年を普通に音楽活動してるし。その人達が知らんだけでず〜っとやっとるがな。懐かしい人とか言われるのほんと失礼! 嫌い!」とした。

16日には「懐かしいって思うのは自由だしそれは否定してない。昔の曲を好きと言われるのも嫌じゃないです」と補足した上で、「『昔の人』『懐かしい人』という書かれ方が嫌なだけ。だって自分が他人にそう言われてたり書かれたら嫌じゃない? 笑」と、あらためて真意を説明。「そういわれないためにも、とにかく本気でやる! そして100%楽しむ」と意気込みをつづり、「昔からずっと聴いててくれる方、新しい曲が好きって言ってくれる方、ひさしぶりに聴いた方、昔の曲しか聴いてないって方にも、感謝しております 全方位感謝でございます」とした。