ABCテレビ・テレビ朝日系で4日、“若手料理人のM-1グランプリ”「ザ・プレミアム・モルツ presents DRAGON CHEF 2021」(午後7時)が放送され、初代チャンピオンに北海道代表の下國伸シェフが選出された。

下國シェフは、応募した料理人761名の頂点に立ち、初代チャンピオンの称号と賞金1000万円を獲得した。「正直もう言葉になりません。支えてくれた方々皆にお礼を言いたいと思います」と、涙を浮かべた。さらに北海道の家族と中継がつながり、「優勝できたよ」と報告すると、妻や息子から「おめでとう。すごい」と祝福され「今までありがとう」と感謝の気持ちを述べた。そして、「やっぱり料理人ってすごい職業なんだなと痛感しながら、この戦いに臨んでました。初代DRAGON CHEFの名に恥じぬよう、これからもずっと戦い続けたいと思います」と力強く誓った。

決勝は、福岡代表の山下泰史シェフと、下國シェフが、コース料理で対決した。料理には、前菜が千葉県産の甘みの強い完熟トマト、メインは北海道産の極上の豚肉、デザートは宮崎県産の糖度が高いマンゴーと、それぞれテーマ食材が設けられた。調理時間は2時間。審査員には今田耕司、林修、冨永愛、YOU、新川優愛ら食通芸能人に加え、料理人ら総勢11名が審査に参加した。