俳優堀田眞三(75)が、「第7回プラチナエイジ賞」でプラチナエイジスト特別賞を受賞し、5日、都内で授賞式に出席した。

東映ニューフェイスの11期で、これまで数多くの作品に出演してきたが、11年に日韓中合作のドラマ「Strangers6」でキーマン役を演じて以降、さらに活躍の場を広げている。昨年公開の映画「ミッドナイトスワン」でも謎の老人役を好演した。

この日の授賞式では「(受賞は)青天のへきれき。昨日までも舞台(「レ・ミゼラブル」)に出ていましたが、ご褒美をいただいたみたい。周りからは、今更“狂い咲き”だとか、絶滅危惧種と言われますが、健康でいると次につながる。ありがたいことです」。

若さを保つの秘訣(ひけつ)については「まったくこだわりがなくて、交通事故で2回死にかけたくらい(笑い)。ジョギングは半世紀以上やってます。あとは、夕方の酒の味が私のバロメーターです」と笑顔で明かした。また、ウオーキングしながらせりふを覚えるルーティンも継続しているといい「ある時は世田谷から、気付いたら銀座にいた時もあった。歩くことは“ボケ”防止にもなると思う。この時は重ねていきたいです」と話した。

同賞のベストプラチナエイジスト男性部門は俳優西村まさ彦(60)、女性部門は女優宮崎美子(62)がそれぞれ受賞した。