元「2ちゃんねる」管理人として知られる「ひろゆき」こと西村博之氏(44)が、フランスのサッカー代表選手が日本人の容姿や言語を嘲笑したとされる動画がネット上で拡散されて謝罪した騒動を受け、「人種差別と悪口は区別すべきです」と私見を述べた。

フランス在住のひろゆき氏は6日、ツイッターを更新。当該選手が用いたとされるスラングに言及したツイッターユーザーの投稿に対し、「今回のsales gueulesとputainはフランス人に向かっても使う言葉なので、酷い悪口ではありますが人種に言及した言葉ではないと思いますが、いかがですか?」と問いかける形で自身の考えを示した。

続くツイートでは「フランスでは人種差別は違法なので、差別と悪口は差があります。悪口を人種差別として非難すると、悪口を言えない民族が出たり、積極的格差是正措置のようなある種の特権が出来たりします。結果として、アメリカではBLMやトランプ支持派のような分断が起きました」と解説。「人種差別と悪口は区別すべきです」とした上で、「人種差別発言を完全に禁止しても、問題なく社会は回ります。悪口を完全に禁止すると、上司の愚痴も言えないし、お笑い芸人も違法、悪口が出るのでドラえもんなどアニメも禁止 受け手が不快になる言葉を禁止すると、身長や体重や成績など順位が発生するものを禁止することになり社会が回りません」と持論を展開した。