女優比嘉愛未(35)主演のフジテレビ系連続ドラマ「推しの王子様」(木曜午後10時)の第2話が、22日に放送される。

比嘉が演じるのは女性向け恋愛ゲームを手掛けるベンチャー企業「ペガサス・インク」の社長・日高泉美。次回作に悩む中で自社の大ヒットゲーム「ラブ・マイ・ペガサス」のキャラクター、ケント様にそっくりのイケメン五十嵐航(渡邊圭祐=27)に突然出会う。泉美は不作法、無教養、無気力な航を雇って、理想の男性に育てることを決意する、現代版の“逆マイ・フェア・レディ”。

第2話では泉美は、自身の理想通りに作った“推しキャラ”のケント様にそっくりな航に出会う。だが航は、ケント様に似ているのは外見だけで、がさつで無神経、おまけに無気力な男だった。

そんな航に、乙女ゲームに出会う以前の、夢もやりたいこともなく退屈な日々を送っていたかつての自分を重ねた泉美は、彼をペガサス・インクで雇うことにする。今はまだ何者でもない航がケント様になれるかどうかを、副社長の光井(ディーン・フジオカ)と賭けた泉美は「絶対、ちゃんと育ててみせる」と宣言する。

泉美から航を紹介されたペガサス・インクのスタッフの芽衣(徳永えり)や有栖川(瀬戸利樹)、マリ(佐野ひなこ)らは、ケント様にそっくりなその姿に驚きを隠せない。航は、とりあえずプランナーの有栖川の下につき、雑用から始めて仕事を覚えることになった。

ところが航は、社会人の常識どころか、漢字や敬語すらろくに知らない。困り果てた有栖川たちは、このままだと大きな問題を起こしかねないから泉美にもきちんと面倒を見てほしい、と訴えた。

そんなある夜、仕事を終えて帰路についた泉美は、公園で野宿しようとする航を目撃する。