郷ひろみ、山口百恵、松田聖子などを育てた、音楽プロデューサーの酒井政利(さかい・まさとし)さんが16日午後7時すぎ、心不全のため、都内の病院で亡くなっていたことが19日、分かった。85歳だった。

酒井さんの公式サイトによると、これまで約350人のアーティストを世に送り出し、売り上げ累計は約8700億円という。

オリコンによると、酒井さんのレコードメーカーディレクター作品の主なシングル累計売り上げは次の通り。

▼ジュディ・オング「魅せられて」123・5万枚

▼キャンディーズ「微笑がえし」82・9万枚

▼山口百恵「横須賀ストーリー」66・1万枚

▼南沙織「17才」54・2万枚

▼山口百恵「いい日旅立ち」53・6万枚

※いずれもオリコン調べ(2021年7月19日付現在)。「レコードメーカーディレクター」としてオリコンランキングに登録されている作品が対象。