お笑いコンビ、インパルスの板倉俊之(43)が22日、ABEMA TVのニュース番組「ABEMA Prime」に生出演し、お笑いコンビのラーメンズ時代に「ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)」をネタにした小林賢太郎氏(48)が東京オリンピック(五輪)・パラリンピック開閉会式のショーディレクターを解任されたことについて、持論を展開した。

番組では小林氏や、開閉会式の音楽を担当していた小山田圭吾氏(52)ら、辞任・解任が続く組織委について検証。パネリストから、スタッフの人選や過去のチェックの難しさを指摘する声が上がる中、板倉は「問題のない人なんているのかなと思っちゃうんですけどね。全く問題行動せずに生きてきた人なんているのかな、と思っちゃいますけど」と意見を述べた。板倉は「オリンピックっていうものだからいけないんですかね?」と疑問を呈しつつ「じゃあ、小林さんのだって全コント見て、全コントに問題がないかって調べてから、発注しなきゃいけないのか? って話じゃないですか。4歳ぐらいの時に自分の母親に『うるせえ、ババア!』って言ったとかいうのが、『ちょっとこれはイメージと違う』とか、そういうレベルにまでいっちゃうでしょ」と私見を語った。

共演のパックン(50)は「この辺の問題発言はお母さんに対する反抗期のレベルとは違いますけど」と笑いながらも、「でも、身分調査をそこまで、組織委員会に求めるか? と言ったら、それは無理ですよね」と板倉に同調。柴田阿弥(28)も「問題が出たら代える、しかないと思っちゃったりもする」とフォローした。