1985年(昭60)に公開されて大ヒットした米映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出演した米俳優マイケル・J・フォックスさん(60)とクリストファー・ロイド(82)が、イベントで再会して2ショットを披露した。

フォックスさん演じる主人公の高校生が、ロイド演じるドクこと科学者のブラウン博士の作ったタイムマシンで過去にタイムスリップする同作は、社会現象になるほどの大ヒットで89年、90年に続編2本も制作されている。

そんな2人は、ワシントンDCで先週末に開催されたコミコンにそろって出席。フォックスさんはゴルフカートの後部座席に仲良く並んで座る写真をSNSに投稿し、ロイドも自身のSNSで椅子に座って話し込む2ショットを公開しており、名コンビの復活に往年のファンたちが歓喜している。

フォックスさんは1998年に難病のパーキンソン病を患っていることを公にし、00年に俳優を引退。パーキンソン病の研究や治療法を見つけるためにザ・マイケル・J・フォックス基金を設立し、30年以上にわたる闘病生活の傍ら精力的に慈善活動を続け、13年には俳優復帰も果たしていた。

2人は昨年も、同基金の資金を集めるためのチャリティーイベントにそろって出席していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)