唐沢寿明主演日本テレビ系連続ドラマ「ボイス2 110緊急指令室」(土曜午後10時)第7話が4日、放送され、平均世帯視聴率が8・6%(関東地区、速報値)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・3%、第2話は7・6%、第3話は9・3%、第4話は8・3、第5話は9・6%、第6話は9・0%だった。

同作は、19年7月期に放送された連続ドラマの続編。主演の唐沢演じる敏腕刑事・樋口彰吾と、真木よう子演じる港東署の緊急指令室「ECU」の室長で、どんなかすかな音でも聞き分けることができるボイスプロファイラー(声紋分析官)橘ひかりが、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で摘発」する。制限時間内に人々を救い出すタイムリミットサスペンスだ。

第7話で、石川(増田貴久)は、銃殺された小野田と、自分の手に握られた拳銃をみて、意識が戻った時、目の前に広がる光景にショックを受けた。混濁する記憶を抱えて、逃げるようにその場を後にした。

小野田の遺体と逃げる石川を目撃した作業員から110番通報を受けたECUは、樋口(唐沢寿明)たちを現場へ派遣した。突然の小野田の死、そして付近の防犯カメラに映った石川の姿に、警察内で衝撃が走った。

その頃、“白塗りの男”久遠京介(安藤政信)の自宅に、マンションの自治会長・美由紀が訪れた。傍受した警察無線の音が流れる室内を不審に思いながらも美由紀は部屋の奥へと進んだ。そこには、エンバーミング処理された久遠の母親の遺体が横たわっていた。