タレントで歌手の中川翔子(36)が8日、ツイッターを更新し、SNS上で受ける誹謗(ひぼう)中傷などについて「警察に相談してしかるべき対処をしていこうと思います」と、法的措置も辞さない構えを見せた。

中川は「もう、常軌を逸した誹謗中傷、命の危険を感じさせる書き込みには、警察に相談してしかるべき対処をしていこうと思います」とし、「何書いてもいいわけじゃない、調子に乗ると大変なことになると理解してほしい」と警告した。

その上で「被害者が泣き寝入り、加害者に甘かったりなにもなく、という例がありすぎると思う。世の中。そんなことにならないために抑止のためにも警察に相談します。そして書いた心あたりあるならもう遅いです」とした。

中川は6月1日のツイートで、深刻な社会問題となっているSNSでの誹謗中傷行為について、「直接リプライもだけどそうじゃなくてもネットという残る場所に文句や悪口を書いたりするって大人としてものすごく恥ずかしいことだと思うな」と言及。「悪口からいじめがはじまるってこと、シンプルに」と、10代のころにいじめを受けた経験から指摘し、「子供たちが未来を諦めないように子供たちにとって恥ずかしくない背中になりたい。楽しいこと書き残したいね」とつづっていた。

また、7月28日にYouTubeチャンネルにアップした動画では、自身の名前でネット検索するエゴサーチ企画を行い、自身に対して「明らかな嘘をやたらめったらつく」という書き込みを見つけ、「これ多いんですよねぇ。『あなた何を仰ってるの? 誰のことを言ってるんですか?』って。すごい根強いアンチにすごい嘘とか言われる。『お前が嘘だから』ってアンチに言いたいこといっぱいある」と憤慨。その一例として、過去に香港でファンクラブ向けマージャンイベントを行った際に、ファンサービスをかねたユーモアまじりの振る舞いで“うそつき呼ばわり”された出来事を挙げ、「説明が足りなかったのも悪かったかもしれないけど」と反省しつつも、「一生言われるからほんと腹立って」「ずっと真実と違うことで傷をえぐられたまま生きてるから、本当にたまに嫌になる。ほんと風評被害だよね、いい加減にしろよ」と怒りをぶちまけていた。