昨年5月に22歳で急死した女子プロレスラー木村花さんの母で元プロレスラーの木村響子さん(43)が16日、ツイッターを更新し、「法の裁きだけで充分だと思えるような法改正に期待します」と思いをつづった。

響子さんは、自身をインターネット上で中傷したとする東京都内の40代男性が侮辱容疑で書類送検されたと報じられたことを受け、「わたしだけではありません。被害者や、被害者の家族が声をあげる度、誹謗中傷被害にあっています」とし、「被害者の言論の自由はすでに奪われているのです。たくさんのかたに知ってほしい『事実』です」と訴えた。

続くツイートで「それでも それでも、加害者のかたの実名公表や、社会的制裁は望みません」と響子さん。「加害者が、次に被害者になってしまうような悲しい連鎖は、花が、望まないと思うからです」と理由を説明し、「法の裁きだけで充分だと思えるような法改正に期待します」とした。