料理愛好家の平野レミ(74)が17日、「あふの環(わ)2030プロジェクト 選ぶ、食べる、サステナブル展」のオンライントークイベントに出席し、食材を全て使い切るための工夫料理を明かした。

捨ててしまいがちなナスや、大根、じゃがいもの皮などの工夫料理について、平野は「ナスの皮は、ピーラーで取ったらナンプラーで炒める。ごまをたくさんかけたりしてね。それからポテトの皮はポテトスキンていってチーズと一緒にカリカリに作るの。ぺちゃんこ焼きにしてね。大根の皮は、ピーラーで取ってフィットチーネ風のパスタにするの。コリコリしてておいしいのよ」と教授。

また、デザートとして、紅茶の出がらしは「粉とバターと一緒にしてクッキーにすると香りがすごく良くておいしい」といい「ほんとうに捨てる物ってないのよ」と力説した。

魚についても「頭と骨もったいない。それは全部電子レンジでチンしてカリカリにしてフードプレッサーで混ぜて粉々にしちゃって、白ごまをかける。そしたらふりかけになるのよ」と工夫レシピを明かした。

同プロジェクトは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の2030年までの達成を目指し、持続可能な生産・消費を広めるための活動を推進するプロジェクト。農林水産省は、消費者庁、環境省と連携し、同プロジェクトの取組の一環として、18日から東京・ITOCHU SDGsSTUDIOで「選ぶ、食べる、サステナブル展」を開催する。

ほかに料理家の和田明日香さん(34)が出席した。