フリーアナウンサーの枡田絵理奈(35)が22日、広島市内で開催され、オンラインで配信された「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2021 in 広島」に登壇した。同アナは、広島県の住みやすい街のランキングを見て「私自身、家を建てたい、この家族構成で、どうしようかと考えていて、ランキングは参考になります」と笑みを浮かべた。

枡田アナは、TBSアナウンサーだった14年12月にプロ野球広島の堂林翔太内野手(30)と結婚し、横浜生まれ、育ちだったが広島に移住した。「元々、アナウンサーで取材とかするんですけど、仕事とは関係なく子供と、どこに行ったら楽しいか研究し、広島の友だちに聞かれるくらい詳しくなりました」と、広島を熟知していることへの自信を口にした。

この日のランキングでは、JR山陽本線の天神川駅が1位となった。広島駅まで1駅と至近で、同駅がある安芸郡府中町にはイオンモールもあり便利だといい、15年9月に長男、17年9月に長女、19年9月に次女を出産し、3児の母の枡田アナも足を運ぶという。住環境選びのポイントについて、同アナは「2歳、4歳、もうすぐ6歳になる子供がいる。子供が安全に伸び伸び過ごしやすく…子供と主人がよく食べるので、スーパーが近いところが良いなと思っています」と語った。

広島の印象については「海も川も山もあって、母も楽しく子供も楽しい、すごく住みやすい町。食べ物もおいしい。路面電車も、乗り物好きの息子も大喜び」と語った。移住後、何度か転居もしているといい、その決め手について「学校が近い、幼稚園が近い、日常の食品を買えるお店があると良いなと。(広島の本拠地)マツダスタジアムが近いということ含め、検討しました。住宅を購入するとなると高いお金がかかる。家族の形が変わり、引っ越すときに住宅の価値が、そのままとか…高まるのはうれしい」と語った。

府中町出身のプロボクシングの元WBA世界ミドル級王者で、タレントの竹原慎二(49)は「すごくうれしい。府中町は日本で1番、人口が多い町」と天神川が1位となったことを喜んだ。その上で「世界チャンピオンも、僕と坂田と2人出た」と、現在、東京都稲城市議会議員を務める元WBA世界フライ級王者の坂田健史氏(41)の名を挙げた。東京都大田区で「竹原慎二&畑山隆則ボクサ・フィットネスジム」の会長を務めているが「僕は16歳まで広島におって、ボクシングで東京に行った。広島愛は誰にも負けないと思う。死ぬ前はもう1度広島に戻りたい。その際は、府中に住みたい」と笑顔で語った。