漫才コンビ、オール阪神・巨人のオール巨人(69)が22日、オンラインで「オール巨人リモートコンサート」を開催した。この日午前に、オンラインで記者会見が行われた「よしもとお笑い介護レク~オンライン~」のキックオフイベント。

同サービスは、吉本興業、NTT東日本などが連携し、地域の介護施設が取り組んでいる「介護レクリエーション」をオンラインでサポートするもの。吉本興業では、地域に根ざした「住みます芸人」がお笑いと介護レクを融合させた形で、笑いを提供するという。

巨人は開催経緯について「46年目になるんですけど、デビュー時から歌が大好きで。それで3年前に出した歌を、毎日歌っている九州の施設があって。で、その施設の介護士の方から手紙をいただいた」。そして「『じゃあ、そこに行って歌おう』と思ったんですけど、コロナでそこに行けない。リモートでやったら、みなさんに見てもらえるんじゃないかということで始めました」と説明した。

そして「本職は漫才師で、歌は本職ではないのですか、やってきて良かったってつくづく思いました」と感謝した。ライブの最後には「僕の歌が生きる力になっているっていう人もいたり。歌って本当にいいですよね」と話した。