極楽とんぼ加藤浩次(52)が23日、BSテレ東の新番組「タタムなんてもったいない!~継いでその後どうなった?~」(10月3日スタート、日曜午後10時半)のオンライン取材会に出席した。

「事業の継続が困難」や「承継者がいない」などの理由でタタもうとした会社やお店。それを承継した「成功例」の一部始終を見せるという、“事業承継”ドキュメンタリー番組。

この日、番組の初回収録を終えた加藤は「流れに身を任せることで、得る幸せとか立場とか相当、世の中にはあるんだなというのが勉強になりました」としみじみ。

常連でよく通っていたという飲食店は「なくなってほしくないです」と話し、「コロナの協力金で店を閉めているところもあれば、8時まで、お酒出さずにちょっとだけといいながら、なんとか、つくりつないでいる。借金できるところには借金をしながら、お金を借りてお店つないでるところがある。絶対なくならないで欲しいなと思います」と訴えた。続けて「僕が行っているお店には手助けしたいなと思います。小銭ならたくさんありますから(笑い)。小銭じゃなくてもけっこうな額持ってますから」と笑った。

番組の“事業承継”の“継承”にちなみ、大切に継承している言葉はあるかと問われ「めちゃ×2イケてるッ!の総合演出の片岡飛鳥さんに言われた言葉を大事にしています」と明かした。その言葉とは「『加藤という芸人は、プライベートを見せてなんぼなんだから、何も隠すな』っていうこと」だったといい「僕はもう股を開いてやっていこうと思ってます。そこはもう肝に銘じています」と語った。