女優石原さとみ(34)が5日、都内で、映画「そして、バトンは渡された」(前田哲監督、29日公開)のジャパンプレミアに出席した。

第16回本屋大賞を受賞した瀬尾まいこ氏の小説を映画化した。4回名字が変わっても前向きに生きる優子(永野芽郁)と義理の父森宮さん(田中圭)、シングルマザーの梨花(石原)と義理の娘みぃたん(稲垣来泉)の2つの家族が、優子のもとに届いた母からの手紙をきっかけに交差していく愛と感動の物語。

初のシングルマザー役に挑戦した石原は「正直あんまり気負いはしなかったです」と振り返った。「来泉ちゃんをどれだけ好きになれるか。監督の計らいで、クランクイン前に2人の時間を設けさせていただいたんですけど、たくさん話して、たくさん遊んだんです。本当に『好きだ』ってなって、そのときに撮ったツーショットは今でも待ち受け画像にしたりとかしています。本当に楽しくできました」と笑顔を見せた。

稲垣も「楽屋以外でも撮影の合間にもお話とかしてて、本当に親子みたいな関係が作れて、すごく良かったです。久しぶりにこの間お会いして、さとみちゃんが『くるみん、くるみん』って言ってくれてうれしかったです」と本当の親子のような仲の良さを見せた。

ほかに永野芽郁(22)田中圭(37)市村正親(72)稲垣来泉(10)が登壇。