14日に放送された沢口靖子主演のテレビ朝日系連続ドラマ「科捜研の女」(毎週木曜午後8時)の第1話の世帯平均視聴率が12・8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが15日、分かった。

京都府警科学捜査研究所、通称・科捜研の法医研究員・榊マリコ(沢口)が専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く人気シリーズ。21シーズン目に突入し、現行連ドラとして最多シリーズ記録を更新した。

マリコに異動話が舞い込んだ。警察庁で“刑事指導連絡室”の室長を務める元夫・倉橋拓也(渡辺いっけい)が、刑事講習で科学捜査を教える専門指導官に、マリコを推薦した。選ばれれば警察庁、つまり東京に出向となる。マリコは科捜研の仕事を天職と思う一方、20年以上培ってきた科学捜査の経験を若い世代に伝えることにも価値があると考え、迷う。

数日前、倉橋の同僚が京都出張中に雑居ビルの非常階段から転落死。事故として処理されたにもかかわらず、庁内にはかん口令が敷かれたという。不審を抱いた倉橋は友人の死の真相を明らかにしたいと願うものの立場上、動くこともできず、マリコに捜査を頼みたいと話す。

はたして、マリコは真相を暴くことができるのか。そしてマリコは元夫・倉橋の誘いに乗って東京行きを決断するのか。