キャスターの辛坊治郎氏(65)が26日、ツイッターを更新。「この日本の言論の劣化をなんとかしないとホントマズい」と警鐘を鳴らした。

辛坊氏は「会見を見ながらつくづく思う」と、同日開かれた秋篠宮家の長女、小室眞子さん(30)と小室圭さん(30)の結婚会見を受けて書き出し、「嘘しか書かない週刊誌やネットの書き込みを信じてる連中がいかにアホかと」と、2人をめぐる報道やネット世論に言及した。

その流れで、「今進行中の選挙における各党の演説内容も、最近どんどんネットの書き込みレベルになっている」と指摘。「この日本の言論の劣化をなんとかしないとホントマズい」と案じ、「アメリカでしか生きられない人生って何?」と、小室さん夫妻が海外を拠点にすることを選択した事情を推察し、憂いた。

また、続くツイートでは「例えば年金問題の書き込みを見ても、『俺の掛け金返せ』なんてアホ書き込みに『いいねイイね』が沢山付いている」と、社会問題に関するネット世論の一例をあげ、「掛け金返して年金支払いを逃れられるなら、政府にとってこんな簡単な話はない。そんな事したら日本の高齢者はみんな餓死しなくちゃいけなくなるし、社会福祉の枠組みは吹っ飛ぶのだ」とした。