テレビ朝日の定例社長会見が26日、東京・六本木の同局で行われ、亀山慶二社長が情報番組「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜正午)における不適切演出を謝罪した。同局は21日、視聴者から質問を募るコーナーで、事前に番組側が用意した質問を視聴者のものとして放送した事例があったと発表した。亀山社長は「番組への信頼を大きく損ねる許されない事案。視聴者、関係者の皆さまに深くおわび申し上げます」。番組担当者に対する処分を行ったという。

また大越健介氏をキャスターに起用した報道番組「報道ステーション」や、ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」など10月改編の手応えについて「期待通りの形でスタートを切れた。この形で年末年始を乗り切りたい」と話した。