ジャニーズ事務所の若手タレントが多数出演する恒例の舞台「ジャニーズ・アイランド」が、来年元日から東京・帝国劇場で2年ぶりに上演されることが29日、分かった。

今年は5年ぶりにジャニーズJr.のみの出演で、平均年齢16・9歳の68人が全員座長を務める。演出を手掛けるジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長(39)はじめ、出演者のHiHi Jets高橋優斗(21)井上瑞稀(20)、「美 少年」岩崎大昇(19)那須雄登(19)が日刊スポーツなどの取材に応じた。

平均16・9歳は帝国劇場史上最年少座長だ。68人中最年少は11歳という。滝沢氏は「『子供たちが主役』というジャニーさんの思いの通り、それぞれの個性を生かしたい。今は3分の1くらいの子がジャニーさんと会ったことがない。この時代がすごく大事。ジャニーズイズムのバトンを渡していってほしい」と明かした。新たに幅6メートルの大きな船のセットを使った演出「SWING SHIP」などにも挑戦するという。

高橋は「ジャニーさんから直接いろいろな教えてもらった感覚も、自負もある。自信を持って後輩たちに受け継いでいきたい」と意気込んだ。関西ジャニーズJr.内グループなにわ男子が11月にデビューを控えており、那須は「全ジャニーズJr.が刺激をもらって、『次は僕たちだ』って本当に意気込んでいるので。出演者68人全員が燃えています。おごらずに、初心に帰って精いっぱいやりたいです」と誓った。【横山慧】