元乃木坂46で女優の桜井玲香(27)岡崎紗絵(25)が29日、都内で、映画「シノノメ色の週末」(11月5日公開、穐山茉由監督)の大ヒット祈願イベントに出席した。

同作は、放送クラブで苦楽を共にした3人が、取り壊しの決まった母校の校舎で再会する物語。

桜井は初の主演映画。自身は校則の厳しめな女子校に通っていたといい「着崩しようのない制服だったので諦めていましたね。メークもダメだったので、色つきリップをちょっとだけ、バレないようにぬるっていうのとか」と懐かしがった。

一方、岡崎は制服を着崩していたといい「セーラー服だったんですけど、ミニスカートに、色とりどりのそれぞれが好きなカーディガンをきて、カーディガンからスカートがちょっと見えるか見えないかくらいの短さにしていました。ちょっと(パンツが見えてしまう)危うい短さにしていました。結構際どい、今考えたら信じられないですけど、それがかわいいと思っていました」と振り返った。

高校時代の恋愛に関して、桜井は女子校だったため「(男性と)出会うってなかなかできなくて、当時は(SNSの)mixiとかで、友達でつながって、文化祭が1番会えるチャンス。そこで男子校の子とかが来て…」と回想。岡崎も「あだ名とか流行っていましたよね。ブログだったり」と同調した。

最後に岡崎は「この映画は、学生時代を振り返る瞬間が多い気がしていて、その頃の真っすぐ思いに立ち戻れる。その気持ちを思い返しながら、一歩踏み出す勇気をくれる映画だと思う」。桜井は、「これをみたら女子校の女の子たちってどういう感じなんだろうってのぞき見られる楽しさもある。見ていて、自分の痛いところを突かれているような、自分と向き合えるような作品となっている。ぜひゆったりとした気持ちでみていただいて、ほっとしていただければ」と呼び掛けた。