加賀まりこ(77)塚地武雅(49)が4日、都内で、主演映画「梅切らぬバカ」(11月12日公開、和島香太郎監督)の完成報告会に登壇した。

同映画は、母親・山田珠子(加賀)と自閉症を抱える息子・山田忠男(塚地武雅)が、社会の中で生きていく様を温かく誠実に描いた物語。

加賀は、以前から塚地の「大ファン」だったという。「温かいというのと、どこかで見た素の塚地さんの写真が、すごくおしゃれで。こういうお仕事というかお笑いの方というか、結構みんなファッションセンスが良い。かっこいいなって思うのと、なんてったって(演技が)うまいんですよ。役者としてすごいなってうなることたくさんある」と絶賛した。

一方の塚地は、加賀の印象を「大女優でいらっしゃる。でもバラエティーのズバーっていう感じもあったので、最初は少し怖かった」と心境を明かしつつ「本当に頼れる先輩でありながらも、僕の中ではお母さん」と話した。