女優の永野芽郁(22)が自身のレアメッセージカード転売に待ったをかけた。

4日、東京・新宿ピカデリーで行われた公開中の主演映画「そして、バトンは渡された」の大ヒット御礼舞台あいさつに共演した俳優の田中圭(37)と共に登壇。この日の舞台あいさつでは、来場者限定で、劇中の制服姿の永野と、その父親役の田中の写真が入った2人からの非売品となるメッセージカードが配布された。田中が「芽郁ちゃんが制服姿なので、だんだんプレミアがついてくるんじゃないかなと。みなさんに軽い気持ち程度の資産をプレゼントしました」と話すと、永野は「売らないで~。やだやだ。売られたくないです」と応じ、会場は笑いに包まれた。

その後も田中は「10年後とかに芽郁ちゃんの女子高生姿とかがめっちゃ高値で取引されたらうれしくない?」と振るも、永野の表情は晴れず。「私、自分で買うかも。買い集めちゃうかな」と話した。

同映画は、4回名字が変わった永野演じる優子が、親がついていた命をかけた「うそ」を知り、想像を超える愛に気付く感動作。10月29日に公開されると、先週末の実写映画の興行収入トップを記録するなど、話題を呼んでいる。

永野は家族や友人からの反響も明かし「友達から、泣きすぎてマスクがびしょびしょになって、代えを持ってくればよかったと言われました。母からも電話がかかってきて3秒くらい沈黙があったあと『泣きました~』って言ってました。うれしいですね」と笑顔で話していた。