「いい夫婦パートナー・オブ・ザ・イヤー2021」表彰式が9日、都内で行われ、渡辺徹(60)榊原郁恵(62)夫妻が受賞した。

渡辺は「身にあまる光栄ってこういうことを言うんだとまさしく思った」としみじみ。「いい夫婦=良い旦那とは限らない」と主張し「いろんな迷惑をかけながらここまで歩んできた。ほんとう女房のおかげだと思っております。このたびはほんとうにすてきな賞をありがとうございます」と妻、榊原に感謝を伝えた。

榊原は「結婚してすぐに購入した」という着物姿で登場し「まさかこういうおめでたい日に、着れるとは、購入したときは思いませんでした。高い買い物だったんです(笑い)。やっと日の目浴びた感じです」とにっこり笑った。

左手薬指には、5年記念日に渡辺からプレゼントしてもらったという指輪を着用していた。「普段、仕事の時は指輪をしない人間なんですが…やはりこういう時には記念にと思って、最初は結婚指輪をしてこようと思ったんです。でも見事に入らなかったんです」とおちゃめに話し、笑いを誘った。結婚35周年。夫婦円満の秘訣(ひけつ)は「いろんなことを言いあえたり、そういうことを言ってお互いを確かめあったり、認め合ったりすること」と胸を張った。

11月22日の「いい夫婦の日」に先立ち、その年を代表する理想の夫婦を表彰する企画。一般社団法人日本メンズファッション協会などが主催している。