俳優武田真治(48)と井上咲楽(22)こがけん(42)が24日、都内で映画「マトリックス レザレクションズ」(12月17日公開)の日本マトリックス化イベントに出席した。

キアヌ・リーブス(57)が主役のネオを演じる映画「マトリックス」シリーズの18年ぶりの4作目。仮想世界「マトリックス」に幽閉された人類はAIに追われていた。ネオたちは、人類を解放しようとする。

武田は「この作品は第1作が1999年。本当に、この世界観に心酔しました」。第1作公開と同じ99年に生まれた井上は「私が生まれた22年前にこんなすごい映画があったんだと驚きました」。こがは「最高ですよ。今日もサントラ聞いてテンション上げてきました」と話した。

武田は「自分の世代は、それまでの映画と違うものだった。映像美もですが、せりふもいちいちかっこよかった。好きなせりふは『地図を持っていることと歩くことは違う』」と振り返った。

井上は「あれだけ進んだ世界なのに、マトリックスと現実世界の行き来が電話回線なのにビックリした。99年を感じました」と笑った。

ネオが銃弾を反り返って避けるシーンについて、武田は「あれが印象的」。井上が挑戦して後ろに倒れると、武田は「俺が挑戦しても、これ以上のハプニングはないからね」と笑った。こがは「哲学の映画がSFアクションをまとっている。その後の映画にめちゃくちゃ影響を与えた」と評した。

そしてキアヌがVTRで登場。カウントダウンして東京タワー、札幌テレビ塔など、日本のランドマーク5カ所を緑色に変えて“マトリックス化”した。