嵐の櫻井翔(39)が26日、サプライズで“日本縦断”を敢行した。この日ライブ映画「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」(堤幸彦監督)が全国公開初日を迎え、午前中に北海道・シネプレックス旭川で、夜には沖縄・シネマQで舞台あいさつを行った。総移動距離約5000キロメートルを駆け抜けた。全国198の映画館で生中継するライブビューイングも行われ、13万人以上が同時に視聴。全国のファンに声を届けた。

午前11時40分、劇場に「感謝カンゲキ雨嵐」が流れると、赤いジャケットを着た櫻井がサプライズ登場した。客席から「えええー!?」「キャー!!」と歓声を浴びると「こんにちは。久々の大歓声ですね。ありがとうございます。堤監督と、旭川までやって参りました」と笑顔であいさつし、大きな拍手を受けた。さらに「今日(旭川のご当地グルメ)ジュンドッグを3つ食べちゃったんですよ」と明かし、笑いを誘った。

8時間後の午後7時40分、今度は沖縄・那覇で拍手を浴びて「よかった。『またお前かよ』って空気だったらどうしようと思った」とホッとした表情。気温マイナス2度の旭川から、セ氏22度の那覇へ。「空の上のほうが長かったです。ほぼ空の上です、今日は。おかげさまで、マイルがたまってしょうがないですよ」と言って、笑わせた。

くしくもこの日は嵐大野智(41)の誕生日。櫻井は「昨日の夜からメンバーたちでやり取りしていました。『おめでとう』『41歳だね』って飛び交って」と明かし、「僕は『翔ちゃん今日よろしくね』って大野さんから言われて。そういう意味では、大野さんだけじゃなくて、4人分の思いを背負っています。引き続き、嵐をよろしくお願いいたします」と頭を下げた。グループ活動休止中でも、変わらぬ絆を強調した。