NHK前田晃伸会長の定例会見が2日、東京・渋谷の同局で行われ、2月4日に開幕する北京オリンピックの放送概要を発表した。

同局では、2月3~20日にかけて北京五輪の模様を放送。北京との時差はマイナス1時間で、総合では午前10時(日本時間)から始まる競技について生中継を中心に放送する。フィギュアスケート、スノーボード、ジャンプ、スピードスケートなど地上波で中継する注目競技は、BS4Kでも同時放送。午後11時台は、1日の放送を振り返る「デイリーハイライト」を連日編成する。

競技のライブ配信などを行う特設サイトは1月下旬に公開予定で、動画配信サービス「NHKプラス」でも同時・見逃し配信を行う。

BS1、BS8K、ラジオ第1でも放送。現時点での総放送時間は、総合で約200時間、BS1で約220時間、ラジオ第1で約80時間、BS4Kで約180時間、BS8Kで約50時間となる。前回平昌大会の総放送時間から3、40時間ほど増えるという。

今夏の東京五輪・パラリンピック開催期間中は大河ドラマ「青天を衝け」の放送休止もあったが、大河の放送スケジュールについて担当者は「基本的に通常の時間通り放送していく」とした。