クラウドファンディング大手のCAMPFIREが開催する「クラウドファンディングアワード2021」が7日、都内で行われ、アンバサダーを務める草なぎ剛(47)らが出席した。

同社が支援した1万5000件のプロジェクトの中から、SNSを通じて一般投票を募り各賞が決まり、総合賞の1位には、「寝たきりでも働ける 分身ロボットカフェ実験店常設化プロジェクト」が選ばれた。草なぎは「遠隔操作なんて、子どものころの未来が現実になった感じで、何でもできる世界になったと実感しました。距離や時間など隔てるものがなくなり、自分だけでは無理でも、みんなの力を合わせると可能になるんだと温かい気持ちになりました」と評した。

今年1年を振り返り「みなさんがコロナ禍で苦労したり、会いたい人に会えなかったり、変化の年でした。個人的には、大河ドラマに出演できたり、舞台が滞りなくできたり、仕事ができる幸せをかみしめられた年でした」。

クラウドファンディングで挑戦してみたいことには「くるみちゃん、レオンくんというフレンチブルドッグを飼っているのですが、冬の散歩は寒いので、ワンちゃんの洋服を作りたい。デニムが好きなので、デニム生地を使った洋服を作りたい。ビンテージデニムもいいですね」。

来年の抱負については「いろいろと挑戦したいですが失敗も怖いので、助け合える社会になるといいですね。助け合いは新しい可能性を生み出しますから。決まっている仕事もあり、舞台、ドラマと新しい役を演じたいですね」と語った。

車いす陸上で、東京パラリンピック金メダリストの佐藤友祈さんも出席し、司会は元テレビ朝日アナウンサーの竹内由恵が務めた。