日本テレビ系の年末特番「ネオコロッセオ」(22日午後7時放送)の記者会見が16日までに都内で行われ、MCを務めるKAT-TUN亀梨和也(35)のほか、番組内で五輪アスリートと対決するHey!Say!JUMPの八乙女光(31)、A.B.C-Zの河合郁人(34)、7 MEN 侍の中村嶺亜(24)の4人が見どころなどを語った。

番組では八乙女らジャニーズメンバー9人がクライミング、アーチェリー、バスケットボール、スケートボードの4種目に分かれ、東京五輪メダリストと特別ルールで対戦する。メンバーは競技のポイントを“一点集中”で特訓し、実力、経験値で勝るアスリートへ挑む。亀梨は「メンバーがガチで挑む勝負もそうですけど、新たなスポーツの魅力も楽しんでいただけたら。えりすぐりの正面に立って挑んでくれるメンバーを選ばせていただきました」と話した。

八乙女と河合はアーチェリー銅メダリストの武藤弘樹(24)と、五輪種目のターゲットアーチェリーとは違う自然の地形の中に設置されたフィールドアーチェリーで戦う。河合は「2週間みっちり早朝5時開始で練習してきました。ぶっつけ本番だとなかなか難しいコース。メダリストでも必ず動揺すると思います」と語り、八乙女も「お互い、わりとセンスもあった。期待していてください」と話した。

スケートボードに挑む中村は唯一の生放送で金メダリストの西矢椛(14)へ挑む。中村はスノーボード選手だった父の影響で3歳でスケートボードに出会い、小3~6年までは本格的に競技に取り組んで大会での優勝経験もある実力者。放送ではボードと一緒にジャンプする高さを競うオーリーバー対決を行う。亀梨も「彼はすごいんですよ。日刊(スポーツ)さんの連載で見させていただいた時に彼が出ていて、経歴が。非常に楽しみです」と期待を込めた。

中村は対決へ向けてジムでのトレーニングなどを行って肉体を強化。「足の指のトレーニングもしました。フィジカル的なジャンプ力は僕の方がある。一点集中特訓で練習して、レベル差がフィジカル的なところまでいければ勝利は見えてくるのかなと思います」と意気込んだ。

会見は国立競技場のすぐそばにあるビクタースタジオで行い、屋上で競技場をバックに撮影した。亀梨は東京五輪開会式前に同地で中継も行っており「(デビュー曲の)『Real Face』のレコーディングもここでやらせてもらったり。何か勝手にご縁があるなと思います」と回顧。中村は国立競技場からパワーをもらったと語り「僕はこのあと勝負を控えているので、絶対に勝ちたいなと思いました」と力を込めていた。

番組にはこのほかクライミング対決にSnow Manの岩本照とSixTONESの田中樹、バスケットボール対決にHiHi Jetsの猪狩蒼弥、美 少年の藤井直樹、少年忍者の元木湧、Travis Japanの吉澤閑也が出演する。クライミングは東京五輪銀メダリストの野中生萌、バスケットボールは同銀メダリストの林咲希が対戦相手となる。