NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)のヒロイン安子を演じる上白石萌音(23)が17日、ドラマ放送直後の朝の情報番組「あさイチ」(月~金曜午前8時15分)に生出演した。

上白石は喫茶店のマスター、定一役の世良公則(65)が圧巻の熱唱を見せたライブシーンについて振り返った。カットを出来るだけかけずに、長回しで撮影したという。世良は物語のキーとなる曲、「オン・ザ・サニーサイド・オブ・ザ・ストリート」を迫力の歌声で熱唱した。上白石は「何度見ても、という感じ。実際に歌っていて、(感動で)ダメでした。イントロで涙腺が緩んでしまった。魂の歌声。(安子が涙を流し)私もお芝居じゃない感じだった。カッコ良かった。すごい方です」と語った。

同ドラマは、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。