千葉県の熊谷俊人知事が5日、国内最大級の野外音楽イベント「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル(ROCK IN JAPAN FESTIVAL)」の今後の開催地が千葉市蘇我スポーツ公園に変更となったことについて、「多くの方に愛してもらえるイベントとなるよう、千葉市とともにサポートしていきたいと思います」と、ツイッターで決意をつづった。

熊谷知事は「千葉は春夏冬と多くのフェスが結集する音楽の街、県となりました。感染対策との両立はもとより、ひたちなか市、茨城県で長年紡がれてきた歴史・物語・文化へのリスペクトを忘れず、多くの方に愛してもらえるイベントとなるよう、千葉市とともにサポートしていきたいと思います」とコメント。さらに「東京の隣に位置しながらも、広やかな環境を有する千葉は、野外で自然と一体感を感じながら音楽やアートを楽しむことができる贅沢な県でもあります。ホールや屋内で鑑賞するアートも良いですが、千葉ならではの芸術文化に誇りを持ち、磨いていきたいですね」とアピールした。

千葉では「ロック・イン-」の他にも、同じ蘇我スポーツ公園で5度目となる「JAPAN JAM」の22年開催が発表されているほか、ZOZOマリンスタジアムなどで「サマーソニック」、幕張メッセ国際展示場で「COUNT DOWN JAPAN」など、多くのフェスが開催されている。

「ロック・イン-」は5日に公式サイトで、感染対策などを理由に、これまでの茨城・ひたちなか市の国営ひたち海浜公園からの会場変更を公式サイトで発表していた。