元乃木坂46で女優、タレントの白石麻衣(29)が、アニメ映画「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」(4月15日公開)にゲスト声優として出演することが25日、分かった。クールな金髪美女役で、アフレコに初挑戦する。

同作は人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版シリーズ第25弾。東京・渋谷で行われた結婚式で、ウエディングドレス姿の佐藤美和子刑事に暴漢が襲いかかる。さらに3年前の連続爆破事件の犯人が脱獄し、公安警察の降谷零(安室透)が首輪爆弾をつけられてしまう。コナンは爆弾解除のために奔走するが、不穏な影に狙われることになる。

白石は、爆弾犯に敵討ちを誓う、謎のロシア人部隊を束ねるクールなリーダー、エレニカ・ラブレンチエワを演じる。今作のキーパーソンとなる役どころで、ロシア語のせりふにも挑戦する。プロデューサー陣は「『秘めた強さ』を重視しました。白石麻衣さんの持つ、柔らかい雰囲気の中にあるしんの強さがキャスティングの決め手となっています」と説明した。

声優に初チャレンジした白石は「幼い頃から見ていたコナンの世界に参加できることになってとてもびっくりしましたが、すごくうれしかったです。人生の中ですてきな思い出になると思いました」と大喜び。「強い女性を意識して演じました。いつもプロの方々が収録をされている場所でのアフレコだったのでソワソワしてしまいました」と興奮気味に振り返った。