NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第62話が28日に放送された。

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※以下ネタばれを含みます。

この日のあらすじは、回転焼き屋をオープンさせたるい(深津絵里)だったが、一子(市川実日子)のおかげで近所からの評判もよくなり、徐々に店の売れ行きもあがっていく。しかしるいには悩みがあった。トランペットを吹く以外は何もできない錠一郎(オダギリジョー)でもできる仕事はないかと考えていた。運良く自転車を手に入れたものの錠一郎は乗れず、近所の子供たちと練習する毎日。そんなある日、るいが倒れたと知らせが入った。練習していた錠一郎はとっさに自転車に乗って家に帰る。

るいは錠一郎に「おめでたやて。赤ちゃんいてるんやて」と告げる。錠一郎は「僕、お父さんになれるかな」とるいに言う。るいは「なれるよ。なってあげて」と話す。錠一郎はるいのおなかを優しくなでる。そして春、るいは女の子を産んだ。

るいと錠一郎に長女誕生の展開に、ネットも祝福の声に沸いた。

祝福の展開はさらに続きそうだ。市川実日子演じる野田一子(ベリー)がるいに結婚式のデザート200個を注文しようとするが、その結婚式は自分のこと。日本舞踊の師匠と結婚することを明かした。

さらに荒物屋を営む吉右衛門(堀部圭亮)もそば店の娘といいムードが漂う。堀部圭亮は岡山編で吉右衛門の父・吉兵衛を演じていたが、この日登場したそば店の娘を宮嶋麻衣が演じた。何とこの宮嶋麻衣も、岡山編で吉兵衛の妻清子を演じていた。尾上菊之助も桃山剣之介と息子の桃山団五郎を演じており、驚きの「一人二役」はこの日も続いた。